1: :2015/01/24(土) 15:29:21.38 ID:
「好事魔多し。これで美酒の後、修羅場に見舞われたら目も当てられない」
市場関係者が複雑な視線をスズキに向けている。
美酒とは2014年暮れのギリギリまで続いた国内軽自動車のシェア争いで、スズキが8年ぶりに首位を奪回した
こと。
全国自動車販売協会連合会が1月5日に発表した'14年の軽自動車販売統計によると、7年連続トップだったダイ
ハツ工業は前年比7%増の70万6288台(シェア31.1%)。
これに対し、スズキは13.9%増の70万9083台(同31.2%)と、2795台上回った。
まさに僅差の首位奪回である。
その原動力となったのは年初に投入した多目的スポーツ車『ハスラー』だ。
遊び心のあるデザインが好評で、若者など新たな顧客層を開拓したことが大きい。
実際、消費増税前の1~3月はダイハツが'13年12月に投入した『タント』のヒットもあってトップを独走したが、そ
れ以降はスズキが月間首位をキープし続けた。
年末にはダイハツが主力の『ムーヴ』新型6代目を発表してトップ死守をもくろめば、スズキもセダン型『アルト』
を全面改良して追い込みを図るなど、土壇場まで両社が意地とメンツの張り合いを演じた。
結果、国内新車市場に占める軽自動車のシェアは前年比1.6ポイント増の40.9%となり、史上初めて軽が暦年
ベースで総販売台数の4割を超えた。
高齢化が進み、今後とも軽に乗り換えるユーザーが増える見通しとあって
「グループにダイハツがあるとはいえ、軽と距離を置くトヨタも内心は戦々恐々としている」
週刊実話[2015年01月24日 12時00分]
http://wjn.jp/article/detail/3795166/
「好事魔多し。これで美酒の後、修羅場に見舞われたら目も当てられない」
市場関係者が複雑な視線をスズキに向けている。
美酒とは2014年暮れのギリギリまで続いた国内軽自動車のシェア争いで、スズキが8年ぶりに首位を奪回した
こと。
全国自動車販売協会連合会が1月5日に発表した'14年の軽自動車販売統計によると、7年連続トップだったダイ
ハツ工業は前年比7%増の70万6288台(シェア31.1%)。
これに対し、スズキは13.9%増の70万9083台(同31.2%)と、2795台上回った。
まさに僅差の首位奪回である。
その原動力となったのは年初に投入した多目的スポーツ車『ハスラー』だ。
遊び心のあるデザインが好評で、若者など新たな顧客層を開拓したことが大きい。
実際、消費増税前の1~3月はダイハツが'13年12月に投入した『タント』のヒットもあってトップを独走したが、そ
れ以降はスズキが月間首位をキープし続けた。
年末にはダイハツが主力の『ムーヴ』新型6代目を発表してトップ死守をもくろめば、スズキもセダン型『アルト』
を全面改良して追い込みを図るなど、土壇場まで両社が意地とメンツの張り合いを演じた。
結果、国内新車市場に占める軽自動車のシェアは前年比1.6ポイント増の40.9%となり、史上初めて軽が暦年
ベースで総販売台数の4割を超えた。
高齢化が進み、今後とも軽に乗り換えるユーザーが増える見通しとあって
「グループにダイハツがあるとはいえ、軽と距離を置くトヨタも内心は戦々恐々としている」
週刊実話[2015年01月24日 12時00分]
http://wjn.jp/article/detail/3795166/
3: :2015/01/24(土) 15:30:32.81 ID:
>>1つづき
と業界筋は打ち明ける。そこで冒頭の“修羅場”である。
スズキはドイツのフォルクスワーゲン(VW)との提携解消を求め、国際仲裁裁判所で係争中だ。
両社は'09年12月にVWが2000億円を投じてスズキの株式19.9%を取得、ハイブリッドや電気自動車などの環境
技術と新興国での販売拡大などで提携したが、VWがスズキ乗っ取りの野心をギラつかせたことから関係がこ
じれ、スズキが'11年11月に資本解消=株買い戻しを求めて国際仲裁裁判所に調停を申し出た。
同裁判所は既に双方からの聴取を終え、当初は'14年暮れにも司法判断が下るとされていたが、今年にズレ込
んだ。
スズキの思惑通り自社株を買い戻すことができれば問題はないが、そう都合よく運ぶ保証はない。
むしろ判断が先送りされたのは
「スズキに不利。もし言い分を丸呑みするならば、もっと早く結論が出たはずだ」
との厳しい見立てさえ飛び交っている。
これでVWによる株式の継続保有に“お墨付き”を与えれば、VWが敵対心をあらわにしてスズキ株を一気に買い
増すのは必至。
その場合、軽自動車でトップの座に躍り出たばかりのスズキは一転、乗っ取りの危機に直面する。
逆に世界戦略を図る上で企業イメージを損ないたくないVWが保有株を第三者に売却するならば、イタリアの
フィアットが名乗り出るのは確実だ。
同社はスズキにディーゼルエンジンを供給しているだけでなく、米クライスラーを買収した野心家のセルジオ・
マルキオンネCEO自身が以前からスズキに激烈なラブコールを送っている。
要するにVWであろうとフィアットであろうと、外資が本気で牙を剥けばスズキは乗っ取りの危機に直面する。
そんな事態になれば、日本の自動車産業には大ダメージだ。
誰がスズキの非常事態を救うべく、白馬の騎手(ホワイトナイト)として登場するのか。大手証券マンが言う。
>>1つづき
と業界筋は打ち明ける。そこで冒頭の“修羅場”である。
スズキはドイツのフォルクスワーゲン(VW)との提携解消を求め、国際仲裁裁判所で係争中だ。
両社は'09年12月にVWが2000億円を投じてスズキの株式19.9%を取得、ハイブリッドや電気自動車などの環境
技術と新興国での販売拡大などで提携したが、VWがスズキ乗っ取りの野心をギラつかせたことから関係がこ
じれ、スズキが'11年11月に資本解消=株買い戻しを求めて国際仲裁裁判所に調停を申し出た。
同裁判所は既に双方からの聴取を終え、当初は'14年暮れにも司法判断が下るとされていたが、今年にズレ込
んだ。
スズキの思惑通り自社株を買い戻すことができれば問題はないが、そう都合よく運ぶ保証はない。
むしろ判断が先送りされたのは
「スズキに不利。もし言い分を丸呑みするならば、もっと早く結論が出たはずだ」
との厳しい見立てさえ飛び交っている。
これでVWによる株式の継続保有に“お墨付き”を与えれば、VWが敵対心をあらわにしてスズキ株を一気に買い
増すのは必至。
その場合、軽自動車でトップの座に躍り出たばかりのスズキは一転、乗っ取りの危機に直面する。
逆に世界戦略を図る上で企業イメージを損ないたくないVWが保有株を第三者に売却するならば、イタリアの
フィアットが名乗り出るのは確実だ。
同社はスズキにディーゼルエンジンを供給しているだけでなく、米クライスラーを買収した野心家のセルジオ・
マルキオンネCEO自身が以前からスズキに激烈なラブコールを送っている。
要するにVWであろうとフィアットであろうと、外資が本気で牙を剥けばスズキは乗っ取りの危機に直面する。
そんな事態になれば、日本の自動車産業には大ダメージだ。
誰がスズキの非常事態を救うべく、白馬の騎手(ホワイトナイト)として登場するのか。大手証券マンが言う。
10: :2015/01/24(土) 15:35:25.58 ID:
首位に立ったのにどこに潰されるか選ぶ未来しか残ってないの?
15: :2015/01/24(土) 15:41:24.08 ID:
>>10
小さい会社だから人気でも潰される
sanyoと同じ道を歩みそう
小さい会社だから人気でも潰される
sanyoと同じ道を歩みそう